LED電球を徹底比較
白熱電球よりも大幅に長寿命なLED電球は、省電力で以前から“エコな灯り”として注目を集めていました。しかし、価格が1万円以上だったりと高価なものが多く、また取り扱うメーカーも少なかったことから、一般に普及することはありませんでした。
ところがここ数年で、大手メーカーが一斉にLED電球市場に参入したことで、価格帯も3,000円台に一気に下がり、60Wタイプのものや調光器対応タイプなど選択肢も広がりました。そして、震災による影響で節電が叫ばれている今、いよいよ本格的に、白熱電球に変わってLED電球が生活に取り入れられようとしています。
でも…LED電球は本当に白熱電球の代わりになれるのでしょうか?
・・・というのも、LED電球は白熱電球のように光が拡散しない点や「蛍光体」というフィルターを通して電球のような色を出すため、光色の再現性が低い点など、白熱電球とはまったく異なる性質があるからなんです。
したがって…、本当に今までの白熱電球を替えても、これまでどおりの生活ができるのかという不安が残ってしまいます。また、値段が下がったといっても、それでも値段は白熱電球の約40倍と依然高く、気軽に「気に入らないから別の物を」とさらに買い替えられる価格でもありません。
そこで今回は、現在売られている各社の電球色相当のLED電球を徹底分析して、従来の白熱電球との違いを電球色タイプで比較してみたので、買ってから後悔しないように、少しでも参考にしてくださいね。